中国の春秋航空などが出資して設立した格安航空会社が、成田空港を拠点とする国内線の就航を目指し、5日、国土交通省に認可の申請をして受理されました。
国内線の就航を目指しているのは、中国の春秋航空などが出資して設立した格安航空会社、春秋航空日本です。
成田空港と広島、高松、佐賀の3つの空港を結び、それぞれ1日2往復の運航を目指す計画で、5日午前、国土交通省に事業の認可を申請し、受理されました。
機体は、ボーイング737型機をリース契約で導入し、年内に認可が得られれば来年5月の就航を目指したいとしています。
中国の春秋航空は、上海から高松、茨城、佐賀に向かう国際線を運航していて、国内線への参入により、中国からの旅行客の利便性を高めるとともに今後、日本人向けのサービスも充実させたいとしています。
春秋航空日本は「中国からの旅行客にとって日本には魅力的な観光地が多い。経費節減を徹底して低価格の運賃を実現し、日本人客も取り込みたい」としています。
格安航空会社では、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの3社が国内線を運行しています。