来年夏から本格的に実施される富士山の入山料について、静岡県と山梨県は登山者から原則1000円を徴収することで合意しました。
世界文化遺産に登録された富士山の環境保全や安全対策のため、静岡県と山梨県は、ことしの夏、いわゆる「入山料」を試験的に徴収し、来年の夏山シーズンから本格的に徴収する仕組みを検討してきました。
その結果、25日、両県の関係者が山梨県で開いた会合で、原則1人1000円を徴収し、夜間も含め、できるかぎりすべての登山者から入山料を集めるとする方針で合意しました。
日中の時間帯は各登山口で徴収しますが、夜間はインターネットやコンビニなどを利用して事前に支払う仕組みや登山道に券売機を設置する案などを検討し、集めた入山料をトイレの整備や救護所の新設に充てる方針です。
静岡県富士山世界遺産課の小坂寿男課長は「来年に向け、登山者への周知や徴収コストの削減に努めたい」と話しています。
据日本共同社12月25日报道,日本山梨、静冈两县25日在山梨县富士吉田市召开“富士山世界文化遗产协议会”工作会议,就预定2014年夏季起收取的富士山登山费进行磋商。会议通过收费计划概要,决定按照自愿原则,向希望登上半山腰至山顶的游客收取1000日元(约合人民币58元)。
据报道,由于富士山游客不断增加,加之2013年6月申遗成功,两县开始讨论收取登山费以用于环境保护和安全对策,并在夏季进行了限期试收费。
该收费举措不具法律强制性,但将以向所有游客收费为目标,视情况作出调整。以后也可能制定收费条例,或者改为强制收费。
登山费基本为每人1000日元,但游客也可以支付更高金额。对于儿童和残疾人,也将要求予以合作。登山道开放期间将24小时收费,但考虑到效率和成本,还将研究除直接收费外,采取通过网络或便利店的支付方式。
山梨、静冈两县将在12月下旬至2014年1月上旬在县政府网站主页上发布收费计划概要,征集群众意见,在2014年1月22日的富士山世界文化遗产协议会上正式敲定。