春秋航空日本、機体と制服をお披露目

来年5月に就航予定の春秋航空日本は12月26日、拠点となる成田空港でボーイング737-800型機と制服をお披露目した。本記事では、機内や制服を16枚の写真で紹介する。

機体は今月引き渡された新造機の2号機(登録番号JA02GR)で、就航時点で3機体制とした後、5年後の17年に20機体制とする。

内装はLED照明など787のものを737仕様にした「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用。全189席のうち、前方3列の18席は上級クラスとする予定で、普通席との間はカーテンで仕切られる。

客室乗務員などの制服は、全国13校のデザイン学校の学生386人から応募があった中から選ばれた優秀賞5人による共同作品。客室乗務員の制服は複数タイプを用意した。

同社では14年5月末から成田を拠点として高松、広島、佐賀の3都市へ各1日2往復ずつ就航する。

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春秋航空日本は、2013年12月20日、記者会見と機体・制服のお披露目を開催しました。

制服は、全国のデザイン学校13校386名からの応募作品の中から、5つを優秀賞として選出し、それぞれからの共同作品となっています。

客室乗務員の制服は黄緑を基調としており、女性はパンツタイプとスカートタイプの2種類。客室乗務員の方にインタビューしたところ、爽やかな色合いと動きやすいスタイルが好評のようです。

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機内のシート配列は、「3-3」。前方3列はプレミアム座席となっており、名称は中国と同様に「スプリングプラス」にするか「プレミアムシート」にするかは検討中。

また、運賃体系は、他のLCCやJALのクラスJなどのように、運賃プラス座席料という形ではなく、運賃自体が普通席と別になる可能性が高いと、同社の王会長へのインタビューで明らかになりました。

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普通席・プレミアム席ともに、座席は同一。シートポケットは下側にあり、シート上にマジックテープでヘッドレストカバーが付けられるようになっていることから、運航開始時には付けられるものと思われます。

シートピッチは、プレミアム席が33インチ(83.82センチ)、普通席が28〜29インチ(71.12〜73.66センチ)で左右で若干異なるとのことです。

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テーブルは、ドリンクホルダー部分に穴でなはくクボミが付いているものとなっています。ドリンクホルダーなどは付けられていません。

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コックピットでパイロットの方にお話を伺ったところ、全ての乗員が他社でのパイロット経験者で、JAL出身の方が多いとのこと。訓練は、ANA系のパンダフライトアカデミーやJALの施設を使用しており、実機での訓練はこれからとのことです。

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2014年5月末より、東京/成田〜佐賀・高松・広島線に、3機での就航を予定。その後は中国本土線などの国際線にも進出を予定しています。

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